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こんにちは!おひろめです!
今回は所得税と住民税について学びましょう!
「税金」と聞くと、少し難しいイメージを持っている方も多いかもしれませんが、仕組みを理解すると意外とシンプルです。この記事では、会社員や働いている方であれば知っておきたい税金の基本的な仕組みを、丁寧に解説していきます!
まず、税金にはいろいろな種類がありますが、その中でも私たちが一番よく関わるのが「所得税」と「住民税」です。
「所得税」は、私たちが得た収入に対して国に支払う税金です。ここでいう「所得」とは、給料や副業などで得たお金のことを指します。
「住民税」は、あなたが住んでいる市区町村や都道府県に支払う税金です。所得税と同じく、収入に応じて支払う金額が決まりますが、
支払い先がそれぞれ違うというところがポイントだね!
所得税は、国。住民税は、各自治体。
ここまでで、「所得税」と「住民税」がどちらも収入に基づく税金であることがわかりました。では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?2つのポイントで解説します。
先ほどの繰り返しになります。
所得税は「国」に支払う税金ですが、住民税は「地方自治体」(市区町村や都道府県)に支払います。これが大きな違いです。所得税は日本全体の公共サービスやインフラのために使われ、住民税はあなたが住んでいる地域の学校、道路、福祉などのサービスに使われます。
会社員の場合、毎月の給料から所得税も住民税も天引きされます。会社があなたの代わりに毎月の給料から計算して、支払っています。
所得税は、1年間の収入に対する最終的な額は、年末に「年末調整」という形で計算されます。これにより、毎月の給料から引かれた所得税が多すぎたり少なすぎたりした場合、差額が調整されて戻ってきたり、追加で支払ったりします。
住民税は少し仕組みが異なります。住民税は1年遅れて請求されるため、初めて会社で働き始めた年(たとえば、20歳で就職した場合)は、その年には住民税がかかりません。翌年からの支払いになります。
たとえば、2023年の収入に対する住民税は、2024年の6月から初めて天引きされ、翌年5月までの1年間にわたって毎月の給料から天引きが続きます。
たしかに働いて2年目のときに貰える給与は増えたのに、手取りがなかなか増えていないことに変な感覚だった!
それでは、実際にどのように税金が計算されるのか、簡単に説明します。
所得税は、収入から「必要経費」や「控除」(税金を安くするための仕組み)を差し引いた金額に対してかかります。この差し引いた後の金額を「課税所得」と呼び、これに応じて所得税の税率が決まります。
日本の所得税は、収入が多い人ほど高い税率が適用される「累進課税」というシステムになっています。たとえば、収入が少ない人は5%の税率ですが、収入が多い人は最大で45%までの税率がかかることがあります。
住民税も、所得税と同様に「課税所得」に対して計算されます。ただし、住民税は一律で10%という決まった税率が適用される点が所得税と異なります。また、所得税とは別に、均等割という一定の金額を全員が支払う部分もあります。たとえば、年収が低い人でも均等割として数千円の住民税がかかることがあります。
税金を支払う理由は、国や地方自治体が提供するサービスを受けるためです。私たちが普段何気なく利用している道路や公園、学校、病院、ゴミ収集など、すべての公共サービスは税金によって賄われています。
所得税は国の予算として、日本全体のために使われます。たとえば、年金や医療保険の制度、国防や警察、国際関係のための費用などが挙げられます。私たちの生活に欠かせない多くのサービスが、所得税によって支えられています。
住民税は、あなたが住んでいる地域のために使われます。たとえば、地域の道路や公園、福祉施設、学校や図書館の維持・管理、ゴミの収集などです。自分の住む地域を良くするための費用として、住民税は重要な役割を果たしています。
この記事では、所得税と住民税の違いについて解説してきました。初めて税金について知った方も、少しでも理解が深まったのではないでしょうか。
ポイントを振り返ると:
税金は難しいイメージがありますが、基本を知れば怖くありません。ぜひこれを機に、税金の仕組みを少しずつ理解して、生活に役立ててくださいね!
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