【コンパクト】Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)をレビュー!3ポート同時急速充電器

コンパクトでPCとスマホを同時充電できる充電器ないかな〜

こんな人におすすめ
  • 出張や旅行で、持ち運びやすいコンパクトな充電器をさがしている
  • PCとスマホを充電器1台で急速充電したい

この悩みを解決してくれるのが、「Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)」です。

デスク周りアイテムを年間100件以上購入しているヨル(X@yoru_desk)です。

1ヶ月間使った結果から、メリットは手のひらサイズなのに3台同時充電iPhoneの急速充電ができることなどがあります。ただし、少し重めな124gの重量感PCを2台同時充電時の制約条件など、購入前に知っておくべきデメリットもあります。

メリットデメリット
コンパクト(手のひらサイズ)
同時充電できる(PC &スマホ)
124gと重め
7,990円と価格が高め

本記事では、競合製品との詳細比較、実機による充電速度測定、日常使用での使い勝手までお伝えします。

目次|クリックでジャンプ

【コンパクト】Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)の実機チェック

品名Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)
サイズ約66 x 38 x 29mm
(※プラグ部を除く)
重さ約124g
出力ポート数3(USB Type-C x 2 / USB Type-A)
出力性能最大65W(急速充電対応)
その他Dynamic Power Distribution(電力を自動分配し効率よく、最適なスピードで同時急速充電できる)

Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)を手に取り最初に感じたのは高級感。他の充電器と違う手触りのよい質感。

ヨル

マット加工により、スベスベで気持ちのよい触り心地

各USBポートの役割と機能

正面は、急速充電のUSB-Cポートが2つ、普通充電のUSB-Aポートが1つあります。

PCの受電時はアイコンが表示されているように、必ず最上段のポートを使う必要があります。これは、各ポートの充電性能が異なるため、2つのポートで同時充電する際は最上段のポートが優先して充電されるためです。

USBポートによる性能のちがい
  • USB-C1(上段):最大出力65W
  • USB-C2(中段):最大出力65W
  • USB-A(下段):最大22.5W

側面は、ANKER GaNPrime(最高の急速充電技術を搭載したシリーズのこと)であることを示す刻印が記載されています。見る角度を変えると見え方が変わるこだわりの塗装がされています。

背面は折りたたみのプラグがあります。気持ちのいい作動感で折りたたみの開く、閉じるができます。

ヨル

作動の一つ一つにこだわる点にANKERの品質の高さを感じるね

本体重量

重量は124gと重いのがデメリットです。

ヨル

同クラスで100gを切るモデルがあるので重い部類ですね

本体サイズ

サイズは、約66 x 38 x 29mmです。わたしの手幅は一般男性平均の約8cmですが、すっぽり手の中に収まります。

Airpods Proと比較しても、3ポート充電器としてかなりコンパクトだと分かります。

充電ケーブルは別売りで、急速充電対応可能なケーブルを選ぶ必要があります。

おすすめは、急速充電対応でケーブルが絡むこと悩みから解放されるPowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニング ケーブル」です。

ヨル

高耐久だから一度買えば長く使えるのもおすすめ!

【充電性能】Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)のレビュー

Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)の真価は、2つ以上のポートを活用した同時充電にあります。 しかし、「どれくらい急速に充電できるのか」「パソコンとスマホを充電できるほどパワーがあるのか」など、気になる点も多いはず。

充電ポートは、以下のように性能と役割が違うことが公式サイトからわかります。

  • USB-上段 :最も高い電力を配分できる
  • USB-中段 : 残り電力から適切に配分できる
  • USB-下段 : 最小限の必要電力を配分できる

ヨル

実際に公式スペック通りの出力があるか調べてみたよ

結論、PCとスマホを急速充電する場合は、2ポート充電での利用がおすすめ。3ポート同時充電時は上段の電力が60%まで下がるため、圧倒的に充電速度が下がります。

配分比率の傾向
  • 1ポート充電時:上段(100%)
  • 2ポート充電時:上段(70%) + 中段(30%)
  • 3ポート充電時:上段(60%) + 中段(25%) + 下段(15%)

Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)のポートを以下のように分類して調査した結果がこちらです。

1ポート充電時:65W フルパワーの急速充電が可能

USB-Cポートを1ポートだけ利用する場合の公式スペックは、最大65Wです。

出典元:Anker公式

計測結果は、33.9Wが計測されました、Apple純正の充電器と同等の電力が出力されるため問題ないです。※MacBook Proの場合は最大電力で出力されます。

デバイス電力配分電圧電流備考
MacBook Air M333.9W19.3V1.7A純正アダプターは30W~35W
合計33.9W
65Wで充電可能なガジェット
  • MacBook Airシリーズ(M1/M2/M3/M4):純正充電器は30W~35W。
  • MacBook Pro 13インチ(M1/M2):純正充電器は61W。

2ポート同時使用時:電力配分の賢い仕組みを実測

USB-Cポートを2ポート同時利用した場合の公式スペックは、最大65Wまたは最大24Wです。

出典元:Anker公式

計測結果(MacBook Air M3 + iPhone 14 Pro)は、33.9W + 22.6Wが計測されました、Apple純正の充電器と同等の電力が出力されるため問題ないです。※iPhoneは純正の充電器以上の出力で充電が可能

デバイス電力配分電圧電流備考
MacBook Air M333.9W19.3V1.7A純正充電器は30W~35W
iPhone 14 Pro22.6W8.6V2.6A純正充電器は20W
合計56.5W
65Wで充電可能なガジェット
  • MacBook Airシリーズ(M1/M2/M3/M4):純正充電器は30W~35W。
  • iPhone 14 Pro:純正充電器は20W。

3ポート同時使用時:全ポート使用での配分バランス

USB-Cポートを3ポート同時利用した場合の公式スペックは、合計最大65Wです。

出典元:Anker公式

計測結果(MacBook Air M3 + iPhone 14 Pro + AirPods Pro)は、33.9W + 22.6W + 3.6W が計測されました、Apple純正の充電器と同等の電力が出力されるため問題ないです。※iPhoneは純正の充電器以上の出力で充電が可能

デバイス電力配分電圧電流備考
MacBook Air34.0W18.4V1.9A純正充電器は30W~35W
iPhone 14 Pro14.8W7.2V2.1A純正充電器は20W
AirPods Pro3.6W5.0V0.7A純正充電器は5W
合計52.4W
ヨル

3ポートともiPhoneの場合は全て急速充電レベルを達成。
家族旅行で一括充電する際にも最適ですね!

65Wで充電可能なガジェット
  • MacBook Airシリーズ(M1/M2/M3/M4):純正充電器は30W~35W。
  • iPhone 14 Pro:純正充電器は20W。
  • AirPods Pro:純正充電器は20W。

よくある質問

Anker GaNPrimeとは?

Ankerが独自に開発した急速充電技術です。GaN(窒化ガリウム)半導体による技術でノートPCなども充電できる超高出力による急速充電が可能で、高い安全性があります。

発売日は?

2022年8月29日

Anker Prime Chargerは、海外でつかえる?

入力電圧100-240V~50/60Hzに対応しておりますので、海外でもご使用いただけます。変圧器がなくても使えます。

同時充電時に充電できない不具合がある?

USB-Cポートを同時に2つ使用する場合は、上段側に必要出力が大きい(PCなど)を接続する必要があります。

Anker 737 Chargerとの違いは?

大きな違いは出力です。737 Chargerは出力が多い分、サイズが大きく重量が重いため、持ち運びやすさは今回紹介した735 Chargerがオススメです。

  • Anker 737 Charger:最大出力120W。ノートPCなど大型機器にも対応でき、より高出力が必要な場面で活躍します。1ポート使用時USB-Cは最大100Wまで対応。
  • Anker 735 Charger(本機):最大出力65W。スマホ、タブレット、軽めのノートPC充電など日常使いに最適。1ポート使用時USB-Cは最大65Wまで。

Anker PowerPort III 3-Port 65W Podとの違いは?

大きな違いは充電規格、充電性能、安全性能です。Anker 735 Charger(本機)は以下の点で優れているため、おすすめです。

  • PPS/PDに対応しているため、安全に急速充電可能
    • PPS (Programmable Power Supply)は電圧・電流をリアルタイムに細かく調整し、効率的で発熱を抑えた充電ができる技術のこと。
    • PD (Power Delivery)は複数の決まった電圧から選んで充電する技術のこと。
  • PowerIQ 4.0で急速充電が可能
    Anker独自の充電技術。接続された機器を認識し、それぞれに最適な電力を配分。複数機器の同時充電でも効率よく割り当てて急速充電を実現。
  • Active Shield 2.0で安全
    安全機能。多重保護システムに加え、温度管理や端末保護を24時間体制で行い、過熱や故障のリスクを低減するAnker独自の安全技術

みんなのレビュー・クチコミ(Amazon/楽天)

Amazonと楽天でAnker 735 Chargerを購入された方のレビュー・クチコミをまとめています。本記事のレビューだけで心配な方はぜひ参考にしてください。

悪いレビュー・クチコミ

購入者の声

PCと、スマホは同時充電すると電力不足になるらしい。これは買わない方が良かったなーと後悔している。

ヨル

持っているPCとスマホの充電に必要なワット数を確認しよう!
同時充電時に65W以上必要な場合は、電力不足するよ!

購入者の声

デザインはスタイリッシュで気に入っています。ただ同時に購入したケーブルがパワー不足で、本来の実力を実感できていません。ケーブルを更新してみます!

iPhone / ケーブル / 充電器が同じ規格に対応していないと期待する充電性能は発揮されないため、購入時には注意しましょう。

出典元:ANKER
ヨル

急速充電は充電ケーブル選びが、とても大切!

おすすめは同じAnkerから発売されている「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニング ケーブル」。

Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル Anker絡まないケーブル 100W 結束バンド付き USB PD対応 シリコン素材採用 iPhone 16 / 15 Galaxy iPad Pro MacBook Pro/Air 各種対応 (0.9m クラウドホワイト)
created by Rinker
ヨル

ケーブルが絡まる悩みからも解放されるから、本当にオススメ!

良いレビュー・クチコミ

本記事内でおすすめしている内容を、ほかの購入者の方も実感しています。

購入者の声

コンパクトで持ち運びやすく、出張や旅行にも最適。発熱も少なく、安全機能も充実しているので長時間使っても安心です。

購入者の声

外観はシンプル。重量は少し重ために思えるが、持ち運びには十分な軽さ。 3ポートで一度に複数の端末を充電できるのが便利。

【まとめ】Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)のレビュー

本記事は「【コンパクト】Anker 735 Charger(GaNPrime 65W)をレビュー!3ポート同時急速充電器」について書きました。

Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)はコンパクトなのに3ポートあるため、PCとスマホが同時に急速充電ができるパワフルな充電器です。

メリットデメリット
コンパクト(手のひらサイズ)
同時充電可能(PC &スマホ)
124gと重め
価格が高い

それでは、デスクも心も整えるライフスタイルを発信中のヨル(X@yoru_desk)でした。

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